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ハワイカウコーヒー紀行
Photo: Minako Yamazaki
Kana'uCafeコーヒーチェリーを収穫する
ちょうど取り忘れのコーヒーチェリーがたくさんありましたので収穫する際に使用する道具を使わせてもらいました。長さ1m50cmくらいの細長い棒で先端が鍵になっています。いつ使う道具かと言うと、チェリーが成っている枝を自分の目の前に手繰り寄せる道具です。道具の先端は引っ掛けの鍵のような形をしていて、根元側には紐と木のストッパがついてます。足でストッパを固定することで引っ掛けた枝も固定するというわけです。収穫する人めいめいが使いやすい道具を作るらしいです。
『収穫期はいつか?』と聞くと10月中旬―5月ごろまでとのこと。かなり長いようですが11月―3月が一般的なようです。コナ地区より収穫期間が長いということです
Kana'uCafeアフリカンベッド
温室のようなテントが何個もありました。 天日干しする際の棚ですね。アフリカでは「アフリカン・ベッド」とも言いますね。 生豆の乾燥度合いを確認するため水分計で何度も測定するそうです。
たらいの様な桶に入っているコーヒーの木がたくさんありました。これから新しい造成地に植えつける苗木だそうです。写真では分かりませんがコーヒーノキの葉っぱってみづみづしく艶があってとても美しく感じました。
ざーっと農園を案内されて自宅まで戻り、アイカネさんのコーヒーをいただきました。
その際に先祖のアルバム写真を出してきて説明してくれました。その昔、オーストラリアからハワイ島に宣教師として移住してきたそうです。当時の船の写真もありました。もちろん煙突からは煙もくもくの石炭船です。ご先祖さまを大切にする習慣は日本と大きな違いを感じました。
トータル2時間ほどもお邪魔させてもらいました。ありがとうございました。
考えていたほど大きな農園ではなかったです。カウ地区ではこのような大きさの農園がたくさんあると後で知りました。
坂道などが多少あったので足が笑って引きつってしまい帰りの運転が大変でした。
ハワイカウコーヒー紀行はこれで終わります。